手相を勉強したい方にオススメの本7選

「手相って気になる！だけど、細かい線を覚えるのって大変そう・・・」
「手相の勉強って、何からしたらいいのかわからない・・・」
そんなふうに思っている方、多いのではないでしょうか？

手相は、いつでも誰にでもできる占いです。
ですが、テレビや雑誌で「○○マーク」や「○○線」というものがたくさん紹介されているのを見て、わたしも「難しそう」とか「何から勉強したらいいのかわからない」、と思っていました。

実は、わたしが手相の講座で師匠から教わって驚いたことは、「細かい線は覚えなくていい」ということでした。
ざっくり言うと、手相占いには手の「丘」や「形」がポイントなのです。

今回は、細かい線を覚える方法というよりも、全体的な手相の見方が詳しく学べる本をご紹介していきます！
わたしの手相の師匠からの推薦本もあり、この7冊だけでも、とても濃い知識がつけられますよ。

ぜひこれで、ご自身や周りの方の手相を見てみてくださいね。

『基礎からわかる手相の完全独習　手のひらの「過去・現在・未来」を読み解く！』

発売日：2012年11月
著者／編集：仙乙恵美花
出版社：日本文芸社
ページ数：287ページ

わたしが手相の勉強をはじめてから、一番多く読んだ本です。
手相の基本となる手の丘の位置や意味から、線の長さや向かっている方向など、基本となる線の見方がいろいろなパターンで紹介されています。

○○線といったものを知りたいという方の「知りたい欲」も満たされると思います。細かく線を読みときたい人におすすめですよ！

「手相を診るのは左右どちらの手か？」「線が薄いのはどういう意味か？」といった、手相を学び始めてすぐの方にとって気になる情報のコラムもあって、痒い所に手が届くような思いでした。

わたしが特に勉強になると感じたのは、線の解説の表現力がすごく豊かなことでした。
線を見ることはできても、それをどういうふうに解釈するかということが大事な手相よみ。
こういえば伝わりやすいな！と感じる表現が盛りだくさんでした。

ハードカバータイプで、手相の事典的にも使っていきたいと思う充実した内容の一冊です。

『自分らしさを見つけるための手相の本』

発売日：2021年12月13日ごろ
著者／編集：佐々木藍
出版社：風鯨社
ページ数：160ページ

カラーのページが多くて、かわいいイラストがいっぱいで、初心者の方にオススメです。
手の形や丘について、これ以上ないくらいにわかりやすく書かれていますよ！
特に、手のひらの「丘」に表されている「星」の特徴が細かく書かれていて、占星術についても触れられるような仕上がりでした。

タイトルにもあるように「自分らしさ」を見つけて、自分を好きになって、よりよい人生を送るヒントになる手相を広めたいという想いで活動されている佐々木藍さん。
藍さんのワークショップに参加して実際にお会いしたことがあるのですが、お人柄や人生で大切にしていることがひしひしと伝わってくるような、温かみを感じる本です。

手相に興味のある方へのプレゼントにしても喜ばれそうです。

『的中手相術』

発売日：2021年7月13日ごろ
著者／編集：西谷泰人
出版社：創文
ページ数：272ページ

わたしの手相の師匠のそのまた師匠の著書。

「占いは当てるためのものではなく、利用するもの」
「未来は自分で創ることができる」
という、力強いメッセージを持っていらっしゃいます。

手相にはいろいろな流派がありますが、西谷流は流年法（年齢を読みとく方法）を得意とします。
手相に描かれている未来も、自分の望むものでなければ、違う行動をしていけば変わります。
人生をよりよいものにするためのヒントとして、手相を活用しましょうというお考えです。

西谷さんの著書は、いろいろな有名人の手相の手形が載っていて、どんな人だったのかと分析するのにもとても参考になります。

基本的な手相の見方から、細かい開運線の読み取り方まで、とても勉強になる一冊です。

『流年手相術　手相の線で、いつ何が起こるかが分かる』

発行日：2010年3月24日（初版）
著者／編集：西谷泰人
出版社：創文
ページ数：342ページ

同じく西谷さんの著書。特に「流年法」に特化した本です。
流年法というのは、手相の線から何歳の頃にどんなことが起こるのかを読みとく手法。

生命線、感情線、知能線、運命線といった基本線で、特徴的な線を持つ有名人の手形がそれぞれの線ごとにたくさん載っています。
「確かに、あの女優さんはそういうイメージだな」とか、有名人の結婚年齢などがあたっていることを実際に見ることができて、手相の見方のいい勉強になります。

丘や基本線についての説明はかなりあっさりと書かれているので、『的中手相術』を先に読んでおくと理解が深めやすいですよ。

「本書の内容が理解できたら相当の腕前になっているはずです」といったコメントに、勉強中のわたしはとても励まされる思いがしました。

西谷さんの著書は、口語表現が多く、読み進めやすい印象です。

『はじめての手相セラピー　－吉凶で判断しないこれからの手相術　心と体を開く魔法のツール』

発行日：2017年5月19日
著者／編集：笹田修司
発行元：セルバ出版
発売元：創英社（三省堂書店）
ページ数：191ぺージ

手相は「脳相」＝どんな思考のくせを持っているかなどを表すと言われています。
思考のくせを知るのに脳を見ることはできませんが、手を見るだけでわかるというのはとても興味深いですよね。

手相を診させてもらう時には、その方の手に触れることになります。
手に触れることで人のぬくもりや安心感を感じることができたり、手相を診るときに「今持っている悩みや困っていること」を話してもらえるので、「実は…」とこころを開いて話してもらうことができます。

人に「話す」ということは、抱えている悩みを手「放す」のにとても効果がある方法なのです。

著者の笹田さんは、手相に心理学的なカウンセリングを取り入れた「手相セラピー」の第一人者。
うまく言葉にできない部分を手相から探ることも有効です。
手相占いを単なる「占い」としてではなく、相手の方に寄り添って、より良い方向へ導いてあげたいというセラピスト気質の方にとても参考になる本です。

『手だけで本性がわかる』

発行日：2018年7月12日ごろ
著者／編集：YUTAKA
出版社：自由国民社
ページ数：240ページ

手相によって相手の性格が読みとけますが、身近な方だけでなく、ビジネスシーンでも活用できるのでは、ということに着目された本です。

誰もがよく知る有名人の手相の読み解きも載っていて、「確かにあの人はそういう感じだな」「そんな一面もあったんだな」という発見につながる本でした。

細かい線を見て何歳頃に何が起こるといった読み解きではなく、ざっくりとした性格分析や行動パターン、その人に合った仕事の取り組み方などの参考になります。
手相を読み取ることで、チームのマネジメントにも活かすことができそうです。

人間関係をよりよくしたいと考えている方にオススメの一冊。

『一瞬ですべてがわかる指占い』

発行日：2009年5月8日
著者：橘のえる
出版社：実業之日本社
ページ数：159ページ

手相とは少し違って、「指」に特化した占いの本です。
最近ではネイルやハンドケアへの関心が高まっていますが、「もっと指自体にも関心が高まったらいいのに！」という想いを持つ橘さん。
指先をきれいにお手入れすることで、自分を大切に扱ったり運気をつかむという考え方についても書かれていて、開運につなげられそうな情報満載です。

指の長さや曲がり具合などは、実際に自分の手と本を見比べながら楽しく学べる本でした。
指一本一本に意味があって、細かく性格を分析することができます。
長いのがいいとか悪い、細いのがいいとか悪い、ではなく、その人の個性や特性を大切にして活かして生きていくのに大きなヒントが得られる本です。

残念ながらこちらの本は現在取扱されておらず、どうしても手に入れたい！という方は中古本で探してみてはいかがでしょうか。

独学が苦手な方には

手相を習得するには、本を読んだりして独学をすることもできますが、本に書かれている線と実物を見比べるのはなかなか難しいことです。

わたしの手相の師匠である及川遼さんから、直接学ぶこともできます。
手相にとどまらず、人間関係への役立て方、運気アップの方法、人相学、気学なども幅広く学ぶことができる講座もあります。

ご興味のある方は、ぜひ一度ご相談くださいね。
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