手相の簡単な見方「4つのエレメント」とは?

4大エレメント手相
4大エレメント

占い業界ではよく知られる「エレメント」。

エレメント(element)は日本語では「要素」「元素」「成分」と訳されます。
自然界を構成する要素が表されていて、それぞれの持つ性質に当てはまるイメージから、性格などを理解しやすくなっています。

2023年には、ディズニー&ピクサーの映画で『マイ・エレメント』が上映されましたが、エレメントごとに性格が異なっていることをうまく表現されている映画です。

今回の記事では、手相に見る4つのエレメントについてご紹介します。
手相でも、それぞれのエレメントのことがわかるとその人の本質的な性格が理解できるので、人間関係を築くのにも役立ちますよ!

4つのエレメントとは

星占いなどで、「火の星座」や「水の星座」という言葉を見聞きしたことがある方も、多いのではないでしょうか。

西洋占星術では、12の星座を「火」「水」「風」「地」の4つに分類し、これらのタイプを「エレメント」といいます。例えば、「火の星座」には牡羊座・獅子座・射手座、「水の星座」には蟹座・蠍座・魚座が分類されます。分類される星座は、それぞれのエレメントが持つ性質の要素を持っています。

西洋占星術だけでなく、手相やタロットカードでも4つのタイプに分類することができます。

たった4つの分類ですが、基本的な性質は把握することができるので、相手のことを理解しようと思った時にとても参考になりますよ。

手で分かるその人のエレメント

手相でエレメントを見分けるには、「手の指の長さ」と「手のひらの形」を見ます。

①手のひらの横幅の長さと比べて、指の長さが長いか短いか。
② 手のひらの形は、正方形か長方形か。

①と②を掛け合わせて、エレメントを判別します。

普段の生活の中で、人の手を見る機会はわりとありますが、じっくりと見ることはあまりないので、意識して見てみるとおもしろいかもしれません。

とてもシンプルな方法で簡単に見分けられるので、周りの人のエレメントをこの機会に知ってみてくださいね。

手の特徴とエレメントの性質

それでは、それぞれのエレメントにはどんな特徴があって、どんな性質を持っているのかを見ていきましょう。

火の手

指の長さ:短い
手のひらの形:長方形

火といえば、ボッと燃えるもの。そのイメージから、情熱的、熱くなりやすい、怒りっぽい、衝動的、活動的、飽きやすい、といった性質があります。

風の手

指の長さ:長い
手のひらの形:正方形

風は目に見えなくて、耐えず動くもの。そこからのイメージで、情報伝達、コミュニケーション、知性、合理的、あっさりしている、という性質を持っています。

地の手

指の長さ:短い
手のひらの形:正方形

地は地面を埋め尽くし、すべてのものの土台となります。そのイメージからわかるように、地に足のついた堅実さ、勤勉、安定、物質主義、頑固、保守的、といった性質があります。

水の手

指の長さ:長い
手のひらの形:長方形

水は、さまざまな形に姿を変えます。液体、個体、気体になったり、入れ物によって形が変わります。そこから、周りに合わせることができる共感力、柔軟性、豊かな感性、優しい、敏感、繊細という性質が読み取れます。

人間関係を円滑にするヒントにも

いろいろな手相

手相でのエレメントの見方をご紹介しました。

人類をたった4つのタイプに分類することはできませんが、その人の持つ基本的な性質というものを知ることはできます。いろいろな手を見ているとわかってきますが、完全にどれかひとつのエレメントにあてはまる人は、意外にも少なく、2つ以上のタイプにあてはまるという方がほとんどです。

「わたしはこのタイプだ」「あの人はこのタイプだ」と決めつけず、こういう一面がある人なのだな、と広い視点でお相手と関わるヒントにしていただけるとよいのではないでしょうか。

指が短いからいい/悪いとか、手が大きいからいい/悪いとかいったことはありません。いいところも悪いところもひっくるめてその人なのだと改めて思える、すばらしいツールですよ!

あなたの持っている性質や、あなたが気づいていない才能などを知りたい方は、ぜひ鑑定を受けてみてくださいね。

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